BASTL INSTRUMENTS / Midilooper
Midilooperは、MIDIメッセージ(ノート、ダイナミクス、その他のパラメーターに関するコントロール情報)をループさせる事ができる(オーディオルーパーがオーディオの一部をループするのと同じように)特別なデバイスです。MIDIメッセージのループにはコントロールを追加していく事も可能なため、さらに多くのプロセス(モジュレーション、エンベロープの調整など)を加えて、ループを次々と発展させることができる画期的なツールです。
ループは最も直感的に、素早く音楽をクリエイトできる手法であるため、Midilooperのコントロールはストレスのないアクセスとコントロールにこだわっています。滑らかなワークフローで一連の操作ができるよう隅々まで工夫されています。
Midilooperは、MIDIクロックまたはアナログクロックのいずれかに同期することも、独自のクロック(タップテンポ/フリーランニング)で動作することもできます。
また、Midilooperには3つのボイスがあり、それぞれを異なるMIDIチャンネルに割り当てることができるため、3つの機材をコントロールしながら、ループを構築していく事が可能です。各ボイスは個別にレコーディング、ミュート、オーバーダビング、またはクリアできます。移調、ベロシティのロックやシフト、クオンタイズ、シャッフル、ヒューマナイズ(ランダムベロシティ)、ループ長、再生スピードなど、レコーディングされた情報を変化させるプロセシングも自由自在です。
さらに、モジュラーシンセからのアナログCV信号やトリガー信号を受信する事ができるため、ループに対して、リセット、リトリガー、ベロシティ、トランスポーズを各々モジュレーションする事ができます。フットペダルを接続することも可能です。
この中毒性の高いMidilooperは、従来のシーケンサーやDAWとは全く異なるアプローチで、今までにありそうでなかった形の「音楽の表現方法」を提示しています。
Features
● 3つの独立したボイス(それぞれ個別のMIDIチャンネルが割り当てが可能)
● オーバーダブ/ オーバーライト(上書き)モード
● トランスポーズ(移調)モード
● オクターブ・トランスポーズ
● クオンタイズ、ベロシティロック、シャッフル、ヒューマナイズ
● ループレングス(odd)、タイムストレッチ
● ミュート、クリア、イレース
● 1×MIDI入力、2×MIDI出力
● クロック入力(アナログクロックまたはTRS MIDIクロック)
● アナログ・リセット入力
● メトロノーム出力
● CV入力(トランスポーズ、ベロシティ、リトリガー)
● ペダルコントロール(レコーディング、クリア、ボイス選択)
● USB電源
● アナログクロック用の調整可能なディバイダー/マルチプライヤー
Technical Details
● USB電源(USBケーブルは付属)
● 寸法: 125×80×35 mm
● MIDI-TRS変換ケーブルは別売 *KORG互換のものが利用できます
★日本語説明書
https://umbrella-company.jp/manuals/bastl-instruments-midilooper-manual.pdf
★日本語製品ホームページ
https://umbrella-company.jp/bastl-instruments-midilooper.html