この製品は”Gizmo Maniacs”ラインでの販売です。
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SEPPUKU FX / ml-2 memory loss
memory lossはSeppuku FXを代表する奇妙で異質なディレイデバイスであり、その時々のフリーキーな発想により様々なバージョンが存在しています。最新バージョンのml-2はぶった切られたコンパクトな筐体に不可思議なサウンドと機能を完全に受け継ぎつつ、(seppukuで比較すると)コントローラブルに扱えるバランスの良い傑作です。
memory lossの最大の特徴はディレイエフェクトに散発的なリセットがかかり、フィードバックが唐突にバツッと途切れること。入力のブーストとスレッショルド設定の組み合わせで、フィードバックに意図的にリセットを発生させます。ml-2ではリセット機能の反転が搭載され、「入力があるとディレイがかかる」「入力がなくなるとディレイがかかる」という2つの挙動から選択することが出来ます。オシレーション気味に設定し、入力のニュアンスとブーストでリセットを操ると、記憶が喪失するようなブラックアウトを演出できて最高です。
ディレイはPT2399チップを限界までベンドして生成しており、非常にローファイ。通常ではアクセスすべきではない領域までレンジを広げておいるため、対数的、ノイズ、遠い昔に地中に埋められ忘れ去られたタイムカプセルのような要素が感じられます。
発振させたときの音量が制御しやすいように、ドライとディレイ信号は個別にボリュームがついています。入力のブーストはドライにも影響を与え、これだけでもスカム的な疾走感に溢れた超エモーショナルドライヴ。オシレーションやリセットの反応性にも影響を与えます。
基本的にはフィードバックを最大付近で微調整してリピートが発振するかしないか、または盛大に発振するように使用するのが美味しいポイントかと思います。更にリセットを加えて、グリッチなリズムメーカーや唐突なパターンジェネレーターのように使ってもいい感じ。記憶の彼方で、美しく崩壊していくデカダンスディレイをお楽しみください。
・9VDCセンターマイナス、25mA
・トゥルーバイパス
・Controls
wet: ディレイのボリューム
dry: プリアンプ後、ドライ信号のボリューム
fdbk: ディレイのフィードバック。高い設定では発振します。ノブやトグルスイッチの設定次第でディレイをリセットします。
gain: プリアンプ入力レベル。+でゲインアップ、-で反転したゲインアップ。中央では0ゲイン。
delay: ディレイタイム、またはリセットのタイミング。短く設定するとリセット機能を(比較的)実用的に使えます。
reset: 入力信号レベルと組み合わせて、リセットのスレッショルドを設定。pnpモードでは機能が逆転し、下げるとリセットが起きやすくなります。npnでは上げるとリセットが起きやすくなります。
npn - pnp: ディレイリセットの切り替えに使用されるトランジスタの切り替え。npnは粗雑なリセット、pnpはクリーンでよりセンシティブ。pnpの場合はリセット制御の機能が逆転します。
II - 0: ディレイのリセット時の挙動が変化します。npnモードでIIのときはローパスフィルターがかかり、0では歪みます。pnpモードでIIのときは鋭くディレイがオンになり、0では鋭くオフになります。
*フィードバックのリセットは入力のブースト、スレッショルド、トグルスイッチの設定により反応が変化します。スイートスポットを探してみてください。
*Seppuku / Rhys Iの製品は、入荷の度にまた個体ごとにグラフィックやノブのデザインが変わります。機能やサウンドまでも入荷のたびに変更されていることがあります。また意図的にツマミのキャップが外してあったり、印刷を削り取ったりしている事も多く、それ自体が1個のアート作品として制作されています。予めご了承のうえお買い求めくださいませ。